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伝統の担い手たちへのインタビュー

岩谷堂箪笥伝統工芸士 鈴木高子

女性の伝統工芸士というと、織物や染色などの技術を持つ方が多いですが、木工品での認定は珍しいですよね。

女性の伝統工芸士というと、織物や染色などの技術を持つ方が多いですが、木工品での認定は珍しいですよね。

 

女性の伝統工芸士というと、織物や染色などの技術を持つ方が多いですが、木工品での認定は珍しいですよね。

そうかもしれません。認定試験では時間内に木を加工して組み立てますが、体力的にしんどくて、一度目は時間切れで不合格になり、二度目の挑戦で合格しました。

 

岩谷堂箪笥の伝統工芸士の認定資格は難しくて、一度で合格する人は珍しいと聞いています。基本的な体力の違いもあるから大変そうです。そもそも、なぜ家具作りの仕事を?

ものづくりや手を動かすことは昔から好きでした。以前はサービス業をしていましたが、岩谷堂箪笥で職人を募集していることを知って、じゃあやってみよう、と。

けっこう思い切った転身ですね。

やってみたら楽しかったんです。身長が低いので大きな家具は無理ですが。

 

身長が関係あるんですか?

はい、鉋(かんな)を掛けるときは、板の全体、端から端までを一気にワンアクションで削る必要があります。途中で掛けなおすと表面に段差ができてしまうので、ひと息に。だから自分の身長より大きなものは担当できません。私の場合は150センチが限度です。

 

大きなものはどうするんですか?

背の高い職人が担当します。でも、女性に人気のある、小さな家具づくりなら任せてください。伝統的工芸品の家具は頻繁に注文があるわけではないので、「くらしな」シリーズなど伝産マーク(※1)のない家具を作ることも多いのですが、その場合でも釘は使わず、長持ちするように配慮しています。

2012017